日大、田中理事長の辞任要望書に署名した職員を片っ端からクビにww
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5月に発覚した日本大学アメフト部の悪質タックル問題について、7月末に第三者委員会の調査報告書が公表される予定だ。
だが現在、田中英寿理事長によって報復人事が進められていることが「週刊文春」の取材によって明らかになった。
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「日大の34ある体育会の運動部の中で、最近になって2人の部長がクビになりました。
田中理事長の辞任を求める日大教職員組合の要望書に賛同し、署名したことが原因だと見られています」(日大関係者)
7月上旬、日大本部直属の保健体育審議会の事務局から2人に対し、部長職を解任する旨の通告があったという。
日大教職員組合は、悪質タックル問題の病巣は学校法人のトップである田中理事長の独裁態勢にあると問題視し、いち早く批判の声を上げていた。
「5月31日には大学側に上層部の“解体的出直し”を求める要望書を突き付け、6月11日には賛同する教員ら752人分の署名を提出しています。
その際、報復人事の恐れがあるため大学側に提出する名簿に氏名を公開していいか、個別に確認していたことが話題になりました。
その後はネットなどを利用して大学内外から約7000名の署名を集めました」
今回の人事について、日大側に取材を申し込んだが、「個別の案件についてはお答えを差し控えます」と回答を避けた。
7月26日(木)発売の「週刊文春」では、部長を解任された2人の肉声に加え、田中理事長側近の背任疑惑について詳報している。