運転手任せのタクシー感染防止策、ガチでヤバい状況に・・・
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200512-OYT1T50135/
兵庫県内約200社が加盟する兵庫県タクシー協会によると、3月中の加盟社の売り上げは前年同期比で5~7割ほど落ち込んだ。担当者は「3月以降、ぱたっと外出がなくなった。緊急事態宣言でさらに利用者が減った」と声を落とす。
客を乗せることで自身が感染するリスクを抱えているタクシー運転手。協会は加盟社に対し、運転手のマスク着用や手洗い、換気の励行などを呼びかけているが、感染防止策の多くは運転手任せになっているのが実情だ。
売り上げ減少の打開策として、新たなサービスを導入する事業者も。「かもめタクシー」(神戸市兵庫区)は、外出を控える高齢者ら向けに、スーパーや薬局などでの買い物の代行サービスを始めた。利用者の自宅から5キロ圏内の店舗が対象で、買い物代金とあわせて、かかった時間に応じて料金を支払うシステムだ。同社は「(外出自粛などで)困っている利用者のお役に立ちたい」としている。