のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」
空き地に集まるいつもの四人。
しずか「パンはパンでも食べられないパン?」
スネ夫「なにそれ?」
ジャイアン「そんなものあんのかよ」
のび太「ふふっ、正解はフライパンでした!」
しずか「え?」
スネ夫「?」
ジャイアン「???」
のび太「フライ『パン』だからね!」
しずか「え?」
スネ夫「?」
ジャイアン「???」
しずか「のび太さん、どうしてパンはパンでも食べられないパンはフライパンなの?」
引用元: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1338039765
3: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2012/05/26(土) 22:43:51.53 ID:OQw1VSbi0
欝展開…
ん?
のび太「え、いや、だから、ナゾナゾだよ。フライパンは食べられないでしょ?」
スネ夫「うん、フライパンが食べられないのはわかるよ。なんでフライパンがパンなの?」
のび太「え」
ジャイアン「お前さっき、パンはパンでもって言ったよな?」
のび太「う、うん」
ジャイアン「フライパンはパンじゃないだろ?」
のび太「え、いや、フライパン・・・」
しずか「えっ!のび太さん、フライパンをパンの一種だと思ってるの?調理器具よ?」
のび太「いや、フライパンが調理器具なのはわかってるよ」
しずか「え?」
スネ夫「え?」
ジャイアン「んん?」
これイジメだろ
つかしずちゃんもかよ
ジャイアン「フライパンは調理器具だってわかってんだろ?だったらなんでパンはパンでも食べられないパンがフライパンなんだよ?」
のび太「いや、だからさ、ただのナゾナゾの答えだよ。フライパンの中にパンが入ってるでしょ?だからパンっていうナゾナゾ」
しずか「え?」
スネ夫「は?」
ジャイアン「ん?」
スネ夫「フライパンの中にパンが入ってる・・・って、どういう意味?」
ジャイアン「お前ん家のフライパンはパンでできてんの?」
しずか「パンから作るフライパンって始めて聞いたわ」
のび太「ち、違うよ、フライパンはフライパンだよ。フライパンっていう言葉の中にパンがあるでしょ?」
しずか「フライ『パン』よね」
のび太「そうそう!だからパン!」
しずか「え?」
スネ夫「は?」
ジャイアン「ん?」
最後にぱんって付いてるからだろ
パンって調理器具だろ
ジャイアン「お、おい、のび太、パンが言葉の中に入ってるからパンっておかしいだろ」
のび太「え、いや、あの」
スネ夫「じゃあ、のび太はショパンやルパンもパンの一種だっていうのか?」
のび太「ちが、違うよ」
しずか「えっ?のび太さん、さっきフライパンの中にパンが入ってるからって」
のび太「いや、う、うん、そうだけど、ショパンやルパンはパンじゃないよ!」
しずか「ええっ??」
スネ夫「うーん??」
ジャイアン「えーと・・・?」
のび太が考えたわけじゃないからそこまで責めてもねー
しずか「フライパンはパンが言葉の中に入ってるからパンなんでしょ?」
のび太「う、うん、いや、あの」
しずか「ショパンもルパンもパンが入ってるわよ?」
のび太「う、うん」
しずか「パンじゃないの?」
のび太「あの、そうじゃなくてさ、フライパンは食べられないよね?」
しずか「食べられないないわ」
スネ夫「そうだね」
ジャイアン「ここまではわかる」
のび太「それで」
スネ夫「待って!」
のび太「!?」
スネ夫「フライパンって本当に食べられないの?」
ショパンやルパンでも正解だろ
人間不信になるわ
ジャイアン「おいおい、スネ夫、お前まで何を言い出すんだよ?」
スネ夫「食べられるフライパンもあるんじゃない?普通は無理だけどさ、何か特殊なフライパンだったら」
しずか「あ!」
のび太「!?」
しずか「待って!のび太さんは『人間が』とは言ってないわ!きっとバクテリアとかが食べるフライパンがあるのよ!」
ジャイアン「なるほどな!そういうカラクリだったのか」
のび太「あ、いや、ちが」
しずか「違うの!?」
のび太「うん、そうじゃなくて」
スネ夫「え!?」
ジャイアン「は?」
しずか「のび太さん、落ち着いて。もう一度、頭の中を整理してから話してみて」
深呼吸をするのび太。
のび太「パンはパンでも食べられないパンなんだけど」
しずか「うん」
スネ夫「うんうん」
ジャイアン「おう」
のび太「答えはフライパンなんだ」
ジャイアン「だからさ」
のび太「待って。話を最後まで聞いて」
ジャイアン「すまん」
のび太「これはナゾナゾなんだ。現実に微生物が食べられるフライパンとか人間が食べられるフライパンがあるかどうかは僕は知らない」
のび太「ショパンやルパンにだってパンが入ってるけどパンじゃない」
のび太「ただとにかくこのナゾナゾの答えがフライパンだってことをわかってほしいんだ」
しずか「答えがフライパンなのはわかったわ」
のび太「わかってくれた?」
しずか「でも、なんでフライパンになるの?」
辛い
しずかちゃん怖いなwww
しずかちゃん嫌いになりそう
うわあああああああああ
スネ夫「答えがフライパンなのはわかってるよ。ただなんでフライパンになるのか、それが納得できないんじゃないか」
ジャイアン「そうだよ。そこを説明しろよ」
のび太「あ、いや、あのね」
しずか「みんな、ちょっと落ち着きましょう。落ち着いて一つ一つ解決していきましょうよ」
スネ夫「そうだね。あまりにわけがわからないからちょっと冷静じゃなかったよ」
ジャイアン「ごめんな、のび太、俺達頑張るから」
のび太「えと、その」
しずか「まずはフライパンがパンでショパンやルパンがパンじゃないところからでいいかしら」
スネ夫・ジャイアン「OK!」
のび太の説明力の無さが悪い気がしてきた
のび太「ショパンとルパン・・・」
しずか「そう。フライパンがパンなのは言葉の中にパンが入ってるからなのよね?」
のび太「う、うん、いや、あの」
しずか「違うの?」
のび太「違うっていうか、その、なんていうか、あの・・・ち、違う・・・」
しずか「え!?」
スネ夫「は!?」
ジャイアン「んんっ!?」
しずか「じゃあ、どうしてフライパンがパンなの!?のび太さんがフライパンの中にパンが入ってるからって言ったんじゃない!」
のび太「フライパンは確かにパンじゃないよ、だけどさ」
スネ夫「『パンはパンでも食べられないパンはなーんだ』って聞いといて答えがパンじゃないの!?パンはパンなんでしょ!?」
しずか「スネ夫さん、まずは一つ一つ解決していきましょ」
スネ夫「あ、ごめん。そうだね」
ジャイアンが謝ってるとこ見ると悪気はないんだな
>>ジャイアン「ごめんな、のび太、俺達頑張るから」
なんか辛い・・・
のび太、辛いな
これはパンとフライパンをかけたダジャレだっていえばいいだろ
しずか「のび太さん、フライパンはパンじゃないのね?」
のび太「うん、パンじゃない、パンじゃないよ」
しずか「『確かにパンじゃない、だけどさ』の続きはなんなの?」
のび太「このナゾナゾの答えはフライパンはパンなんだ」
しずか「え?」
スネ夫「え!?」
ジャイアン「?????」
しずか「そ、それはどうして、なの・・・?」
のび太「え、いや、フライパンの中にパンが入ってるからパンはパンでも食べられないパンはフライパンでしたーっていうナゾナゾなんだけど・・・」
しずか「・・・」
スネ夫「・・・」
ジャイアン「・・・」
しずか「ごめんなさい、私には無理だったわ」
こんな虐めをして泣かせてみたい
スネ夫「しずかちゃん・・・」
ジャイアン「あんまり深く考えないほうがいいよ、のび太の言うことだし・・・」
しずかは目を充血させ、困惑した表情をしている。
のび太「え、しずか、ちゃん・・・?」
しずか「スネ夫さん、たけしさん、あとはお願い・・・わかったら教えて」
無言で頷く二人。
ジャイアン「とはいってもなぁ・・・」
スネ夫「のび太わけわかんないしなぁ・・・」
出来杉「やあ、何してるの?」
一同「!!!」
しずか「出来杉さん!のび太さんが、のび太さんが!」
出来杉「え?え?一体どうしたんだい」
これはもはや哲学
意外にも面白いという事実
パンはパンでも食べられないパンはなんだ?
答え:鍋
これだと意味わからんくなるな
のび太「よかった!出来杉君ならわかってくれるよね!」
出来杉「一体どうしたんだい?」
のび太「あのね『パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?』っていうナゾナゾを出したんだ」
出来杉「パンはパンでも食べられないパン?」
のび太「うん、そう。で、答えはフライパンっていうナゾナゾなんだけどみんな理解してくれなくって」
出来杉「どうしてパンはパンでも食べられないパンがフライパンになるの?」
のび太「えっ?」
出来杉「フライパンはパンじゃないよね?」
のび太「う、うん」
出来杉「でも『君はパンはパンでも食べられないパン』って言ったんだから答えは何かしらのパンのはずじゃないの?」
のび太「いや、えーと・・・」
出来杉「仮に答えがどういうわけかしらないけどフライパンなんだったらフライパンはパンじゃないから『パンはパンでも』という一文が矛盾してないかい?」
のび太「あ、あの、確かにフライパンはパンじゃないよ。だからさ、ナゾナゾだから」
出来杉「ナゾナゾだからって言われても矛盾が許されるなら何でもありじゃないか」
出来杉「のび太君、君の言い分からすると『アンはアンでも食べられないアンはなに?』というナゾナゾの答えがジャイアンでもいいということ?」
のび太「え」
出来杉「ジャイアン、つまり剛田君は食べられないよね?でもアンじゃないよ?これで納得できるの?」
のび太「納得とかじゃなくて、あの、ナゾナゾ・・・」
出来杉「ナゾナゾにしたって一緒じゃないか。みんなは納得がしたいんだよ。君の話は今のところ矛盾しているから」
スネ夫「出来杉君の言うとおりだよ。僕ら釈然としないんだ」
ジャイアン「そうだよ。なんか喉につっかかってるっていうか何が言いたいのかわかんねーんだよ」
出来杉「あ、ごめん。のび太君、ついいろいろと立て続けに質問しちゃったね」
出来杉「一個一個わかりやすく説明しておくれよ」
のび太「え、いや、わかりやすいもなにも」
出来杉「まず、フライパンはパンじゃないよね?」
のび太「うん」
出来杉「君のいう『フライパン』という言葉は目玉焼きや炒飯、お肉を焼くときに使用する台所用品でいいんだよね?」
のび太「うん」
スネ夫「すごい!話が進展してる!」
ジャイアン「さすが出来杉だ!」
しずか「出来杉さん!素敵!」
なんか怖くなってきた
何か怒られてるw
のび太以外のヤツは生きてて楽しいのかと疑問になってくるな
これは恐ろしい何かを感じるぜ
出来杉「で、僕達が理解できないのは君がその調理で使用するフライパンをパンだと言い切っていることだ」
スネ夫「そうそう」
ジャイアン「そこなんだよな」
しずか(出来杉に見とれている)
出来杉「さらに君はフライパンをパンだと言い切っていながらフライパンをパンでないと理解している」
出来杉「君は自分で自分の矛盾に気付かないのかい?」
のび太「矛盾と言われても・・・」
出来杉「はっきりしてほしい!」
のび太「いや、もちろん、矛盾していると思うよ」
出来杉「!?」
スネ夫「!?」
ジャイアン「えっ!?」
これ収拾つくの?
こんな小学生嫌だわ
なにこのスレ最高。ジャイアン優しいし
ジャイアン「矛盾してると思ってたのかよ!?」
スネ夫「なんなんだよこいつは!?」
のび太「いや、だからさ」
出来杉「ああ、わかった!」
しずか「えっ?」
出来杉「わかったよ、のび太君」
のび太「ほ、本当にわかったの?」
出来杉「うん、つまり君は誰かからこの話をされて理解できなかった」
出来杉「答えがフライパンなのはわかったけど、なぜフライパンかわからないからみんなに聞いていたんだね!」
ジャイアン「なんだそういうことかよ」
スネ夫「だから答えがわかっているのに釈然としないのか」
しずか「出来杉さん!素敵すぎるわ!」
出来杉「のび太君、君はきっとからかわれているんだよ。フライパンがパンなわけないじゃないか」
スネ夫「そうならそうと言ってくれよ」
ジャイアン「そうだよ。お前の悩みは俺の悩みなんだからよ」
しずか「のび太さんも困惑していたのね。ごめんなさい。私てっきりおかしくなったのかと」
のび太「あ、うん、間違ってるけどそれで納得してもらえるなら」
しずか「ありがとう!出来杉さんのおかげで丸く収まったわ!」
スネ夫「のび太、あんまり考え過ぎるなよ!そんなこと言うやつは多分おかしいから」
ジャイアン「そうだぞ。男ならくよくよすんな!」
出来杉「問題が解決してよかったよ」
その瞬間、のび太が昼寝から目を覚ます。
のび太「!」
のび太「夢、か・・・」
>>121
まて!ジャイアンめちゃくちゃいいやつじゃねぇか!
こんな知り合いしか居なかったら鬱になるな
のび太「嫌な夢だったなぁ。ただのナゾナゾなのにみんなむきになって・・・」
のび太「なんだかもう眠れないや。遊びにいこう」
空き地へと向かうのび太。
スネ夫「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」
ジャイアン「パンはパンでも食べられないパン?なんだそりゃ」
しずか「そんなのあるの?」
のび太「おーい、何してるの?」
スネ夫「あ、のび太」
しずか「いま、スネ夫さんがナゾナゾを出してるの」
のび太「ナゾナゾ?」
ジャイアン「おう、パンはパンでも食べられないパンはなんだ?ってナゾナゾなんだけどな」
のび太「ふーん・・・」
スネ夫「正解はフライパンでした!のび太には考える時間はあげないよ!」
しずか「あー、フライパンね」
ジャイアン「なるほど!」
のび太「待ってよ、なんでパンはパンでも食べられないパンがフライパンになるの?」
のび太(ふふっ、日頃の仕返しをしてやろう!)
スネ夫「え、なんでって言われても」
のび太「君はさっか『パンはパンでも食べられないパン』って言ったじゃないか。だったら答えはパンの何かじゃないの?」
のび太(ふふん!さて、スネ夫の奴、どうするかな)
スネ夫「お、おい、のび太」
のび太「だいいち、フライパンはパンじゃないよね?なんで答えがフライパンになるの?」
しずか「え!?」
スネ夫「!?」
ジャイアン「ん?」
しずか「の、のび太さん、これはただのナゾナゾだから」
のび太「ただのナゾナゾだって矛盾してるじゃないか。釈然としないよ」
のび太(ふふ、これから屁理屈を思う存分言ってやるぞ!)
本編スタートか・・・やばい久々に恐れを感じるスレだな
!?
まさかの展開
なんだコレ
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のび太「フライパンっていうのは台所にある調理器具だよねぇ?スネ夫の家はあれにバターやジャムをつけて食べるのぉー?」
スネ夫「おい、のび太!フライパンはパンで終わるだろ?だからパンっていうナゾナゾなんだよ」
のび太「えっ、パンで終わったらパンなの!?」
スネ夫「はぁ?」
のび太「だったらショパンやルパンもパンなのぉ?」
スネ夫「お前・・・」
ジャイアン「おい、のび太!お前いい加減にしろよ!ただのスネ夫の出したナゾナゾだろ!」
のび太「ナゾナゾでも釈然としないじゃないか。ちゃんと説明してくれないと」
しずか「説明もなにもただのナゾナゾじゃない。のび太さん、おかしいわ」
スネ夫「のび太、お前、本気でこのナゾナゾが理解できないのか?」
のび太「え」
スネ夫「なあ、のび太、本気なの、か?」
ジャイアン「え、まさかのび太、本当に・・・」
しずか「の、のび太、さん?」
のび太「え、いや、あの・・・」
こののび太立ち回りが悪いな
のび太「だ、だってほら、む、矛盾してるじゃないか。『パンはパンでも食べられないパン』って断定してるんだからさ、ね?アハ、アハハ」
スネ夫「の、のび太・・・これはな、ナゾナゾなんだ?わ、わかる、か?」
のび太「え」
しずか「そ、そうよのび太さん、落ち着いて考えてみて」
のび太「あ、いや」
ジャイアン(やべぇ、殴り過ぎたかな・・・)
出来杉「やあ、みんな。何してるの?」
のび太「!?」
ドラえも~ん!!助けてよう
ニヤニヤがとまらないんですけど
ジャイアンがリアルでも優しいwww
このなぞなぞ最初に考えた奴すごいな
日本中に広まってるだろ
やばい・・・このなぞなぞ考えたの誰だ・・・
しずか「あ、出来杉さん!」
出来杉の元に駆け寄るしずか。
のび太にはわからないように小声で事情を説明する。
しずか(・・・というわけなのよ)
出来杉(本当かい?のび太君が?)
しずか(ええ、理解できないみたいなの・・・)
出来杉(わかった。僕からのび太君に説明してみるよ)
出来杉「のび太君、『パンはパンでも食べられないパン』が何かわからないのかい?」
のび太「いや、わかるよ。答えはフライパンでしょ」
出来杉「そう!フライパンだよ。で、その理屈が理解できないわけかな?」
のび太「え、理解できないというか、その」
出来杉「『パンはパンでも食べられないパン』と言い切ってるわけだから、答えはパンの種類でないとおかしいと。君はそう考えるわけだね?」
のび太「いや、もういいんだけど、まあ、そうだね」
出来杉「じゃあさ、のび太君。『逆立ちすると軽くなる動物』はなにかわかる?」
のび太「イルカでしょ」
出来杉「よくわかってるじゃないか!それと同じさ。ただの言葉遊びなんだよ!理屈じゃないんだ」
のび太「うん、わかってるよ。なんかごめんね」
しずか「よかった。のび太さん、理解できたのね!出来杉さん、やっぱり素敵!」
スネ夫「さすが出来杉君だ」
ジャイアン「他の例えを出せばよかったんだな!」
出来杉「みんな、こういうのは自転車の乗り方と一緒でコツなんだ。別にこれがすぐにわからないからって」
出来杉「頭が病気ってわけじゃない。得意不得意があるのは仕方ないことだから。みんなも今回のことは深く考えずにのび太君とは同じように接してあげてよ」
かわいそすぎるwww
しずか「出来杉さん!本当に素敵!」
スネ夫「出来杉君には敵わないなぁー」
ジャイアン「俺達も勉強になったぜ!ありがとうな!出来杉!」
出来杉が称賛される中、一人みんなの輪を抜けて自宅に帰るのび太。
のび太の部屋。
のび太「うわああああああー、ドラえもーーん!!!」
ドラえもん「どうしたんだい。今日は一段とややこしそうだね」
出来すぎェ……
なんかカワイソス
もう楽にしてやろうぜ………
地球破壊爆弾で
事情を説明するのび太。
ドラえもん「なになに、スネ夫が『パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?』というナゾナゾを出していた」
ドラえもん「君は屁理屈を言ってからかおうと『パンはパンでも食べられないパン』と断定してるんだからパンだろ、とか屁理屈をいった」
ドラえもん「そしたら知恵遅れの可愛そうな子だと思われた。そこへ出来杉君がやってきて話を丸く納め、悔しいやら後悔やら恥ずかしさでいっぱいだ」
ドラえもん「なるほど。でも、それは君が自分で撒いた種だろう?自業自得だよ」
のび太「だって、だって、夢の中で」
ドラえもん「なに?まだ続くの?夢の中でのび太君が『パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?』というナゾナゾをだしたら」
ドラえもん「しずかちゃんもスネ夫君もジャイアンも出来杉君も屁理屈ばかりをいってわかってくれなかった。だから現実で復讐?」
のび太「そうなんだ、みんなひどいよ。夢の中では散々僕にわけのわかんないこと言ったのにさ、うわああーん!」
なんかこういう理不尽嫌いだ
うわぁ…
悲しいな…
ここで道具を出したらだめでしょう。
教育者として。
こっからラストまでいきます。
ドラえもん「のび太君、あのね」
のび太「うわーん!悔しいよぅ、ドラえもーん」
ドラえもん「そもそも夢の中のしずかちゃん達は君が作り出したものだし、現実にそんな屁理屈が通用するわけないでしょ」
のび太「だって、だって、現実でも夢でもみんな僕を馬鹿にして、ひどいよ」
ドラえもん「はぁー、どうしたもんだろ・・・」
ドラえもん「あ、そうだ!」
のび太「!?」
ポケットの中に手を入れるドラえもん
ドラえもん「ナゾナゾ実現機~」
のび太「ドラえもん!これは!?」
ドラえもん「この機械にナゾナゾと答えを入力するとそのナゾナゾが現実になるんだ」
ドラえもん「例えば・・・『そこにいるとやーねーと言われれ場所はどこだ』、答え『屋根』っと」
ドラえもん「のび太君、外を見てごらん」
のび太が外を見ると大工が恥ずかしそうに作業をしており、通行人から「やーねー」と指を指されている。
のび太「こりゃいいや!さっそく!」
のび太は「パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?」と入力し、答えをフライパンとした。
のび太「これでよし!」
空き地へと急ぐのび太。
のび太「みんなー!」
スネ夫「あ、のび太!」
のび太「パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?」
ジャイアン「ん?」
しずか「え?」
出来杉「?」
のび太「じゃじゃーん!正解はフライパンでしたー!」
スネ夫「の、のび太・・・」
ジャイアン「さっきその話してたろ・・・」
のび太「ふふん!意味わかる?わかったー?答えはフライパンなんだよ?」
ジャイアン「あ、ああ」
スネ夫「そうだな、のび太」
しずか「出来杉さん、のび太さんが、のび太さんが!」
出来杉「のび太君、君は少し休んだほうがいいよ」
のび太「ドラえもんの道具でね、『パンはパンでも食べられないパンをフライパン』にしてもらったんだ!」
一同(またそれか・・・)
反応がwww
うわぁ…
のび太「どんなもんだい!これで誰も僕に屁理屈いって馬鹿にできないぞ!やったね!」
ジャイアン「あ、ああ、よかったな」
スネ夫「うん、ごめんな、のび太、難し過ぎたよな、あのナゾナゾ」
しずか「のび太さん、かわいそう・・・」
のび太は幸せな気分のまま空き地を後にする。
のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」
通行人「な、なんだね?いきなり・・・」
のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」
通行人「?」
のび太「えへへ、答えはフライパンだよ!」
のび太、帰宅
のび太「ママー!」
たま子「?」
のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」
たま子「のび太、何言ってるの?」
のび太「ふふっ、答えはフライパンだよ!フライ『パン』だからね!クスクス」
たま子「???」
たま子(なに、あの子、ニヤニヤして・・・)
2階へ行くのび太
のび太「ドラえもーん!」
ドラえもん「やあ、のび太君、おかえり」
のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」
ドラえもん「え?君、さっき」
のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」
満面の笑みを浮かべるのび太
ドラえもん「え、の、のび太、君?」
のび太「答えはね、フライパンだよ。ププ」
ドラえもん「う、うん、そうだね」
のび太はこちらを向いている。
のび太「ねぇ、パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」
のび太は笑顔でこちらを向いている。
のび太「ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇったら」
のび太は笑顔でこちらを向いている。
のび太「ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」
のび太は笑顔でこちらを向いている。
のび太は笑顔でこちらに向かってくる。
fin
>>228
怖いわーーーーーーーーーー
>>228
ちゃーちゃっちゃらっちゃー
ちゃっちゃっちゃー
ちゃっちゃらっちゃちゃっちゃらっちゃ
ちゃっちゃちゃっちゃちゃ~~
ちゃーーーちゃらららっちゃちゃ~~~~♪
END
こええよ
いや想像するとサイコホラーだろw
のび太は精神科に行ったほうがいいな・・・
もしもボックスつかってフライパンつくればいいじゃん
のび太、壊れちゃったか
乙!
まさかこんなラストになるなんて・・・