【悲報】大学生の俺がバリで体験した不思議な出来事。
書き溜めた
まあまったり読んでってwww
引用元: http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1314717094
11: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2011/08/31(水) 00:17:17.12 ID:ID:Te/KqfMd0
当時スペック
俺
20か21 大学生
フツメン
高校留学してた
友達E
高校の同級生
イケメンニート
親いないがモテすぎて金に困らない
大学二年か三年か忘れたが、バイトで貯めた金で夏休みにEとバリ島に行くことにした
Eとはカンボジアだのインドネシアだのよく2人で行っていて
俺のそこそこの英語力とEの異常な行動力で、毎回危ない思いをしながらも楽しく旅をしていた
Eテライケメン、2人で行っても現地は個人行動
いつもトラブルを持ち込んでくるのはEの役で 俺が諌める感じだったんだけど このバリに関してはE無関係ですwww
さてバリの話始める
泊まったのは、1番の繁華街クタ
なんでバリに行くことになったのかは覚えてない サーフィンのメッカなんだが俺もEも経験ないし
Eはそこで白人と仲良くなってやってたみたいだけど
到着したらいつものように別行動
俺は当時一眼レフにハマっていて
カメラ持って街をフラつきにいったんだ
街の色んなところにお供えのような花束?があったのを覚えてる
そういう現地の生活みたいのを撮るのが好きだったんだ
見てるヤツいんのかねwww
たまにはレスしてねwww俺折れちゃうwww
四泊五日とかそんな感じだったと思うけど…
とにかく最終日の前日の午前中
カメラ持ってフラフラしてたら、ワゴン車に乗った現地人の男が話しかけてきた いわゆる東南アジア系
「俺お前のこと空港で見たよ」
は?何言っちゃってんの?
と思い警戒する俺
因みに会話は双方ちょい怪しげな英語
読んでる
ありがとうwww
因みに割と長いから覚悟してねwww学校のガキンチョさんは寝なよwww
「俺空港のイミグレで働いてんのwwwお前のパスポートにハンコ押したしwww」
顔に覚えはなかったが 現地人にしちゃ流暢な英語とキレイな身なり
会話をする内に、経験値浅いガキンチョの俺の警戒心は脆くも崩れ去った
「ところでさぁ」
10~15分も会話した頃にそいつが言うには
「俺の妹が来月、茨城に行くんだよねwwwwwwお前さ、時間あんなら日本のことちょっと話してやってくんね?www」
そいつの名前を仮にニーちゃんとする
ニーちゃん「頼むよマジ、日本のことわからな過ぎて困ってんだよ」
俺「え、いやまぁいいけど、妹ってどこにいんの」
ニーちゃん「俺の家wwwちょうど昼時だしさ、お前昼食った?食ってねえ?じゃ俺の家でご馳走するよwwwメシ食いながらちょっと話してやってよwwwwww」
家は車ですぐ近くだと言う
1人で知らない車に乗り込むのは気が引けたけど
まあいいかwwwwwなんかコイツいいヤツっぽいしwww
ワゴン車に乗り込んだ
それが全ての悪夢の始まりだった
軽率すぎワロタ
wktk
わかりにくいとこあったら答えるからね(´・ω・`)
通されたのはリビングみたいなとこ
家の外観は洋風って感じだったけど、中はなんかアジア風と西洋が混ざってるかんじ
VIPな家にテラキョドる俺にニーちゃんが声をかける
ニーちゃん「ごめん茨城に行く妹、今母ちゃんと病院行ってるってwwwまぁメシでも食って待ってようぜwww」
そうなの(´・ω・`)シューン
なんでよりによって茨城なんだろうか
まあいいや、なんか腹減ってきたし、昼メシ昼メシwwwww
貧乏旅行だったし、現地の家庭ゴハンってのにも興味あったから 俺は茨城の妹を忘れて昼メシに興味をうつした
デカイ円卓みたいのだったと思う
デカイ家でお手伝いさんもいたみたいだからどんなメシ出てくんのかと思ったけど、割と普通 エビ炒めとか野菜炒めとかライスとかそんなんが並んでたと思う
席に着こうとしたら、違う部屋からジーサンと女が現れた
バリの女の子はどんな顔なの?タイ人みたいな?
顔…タイ人よりはもちょっとワイルドなかんじ?
ここまではトランプ詐欺の定石みたいな流れだな
>>38
まさにそういう流れ 期待させてたら悪かった
展開予想できない奴だけ楽しんでいってねーwww
ジジイはなんか貫禄があった
60代位だったと思う
背は低くくて細くて、飄々としてるかんじっていうのかな
英語もうまかった
で、四人で昼メシ食い始めた
話題は色々 日本はどうだとかバリはどうだとか バリは治安良くないから気をつけろよとか バリの穴場スポットとか
メシもうまかったしなんか有意義な時間だった
いつ頃の話よ?
今俺28だから、7、8年前
詐欺に不思議もクソも無いと思うが
>>48
当時の俺には十分不思議だったんだぜ、、、
すっかり打ち解けた俺「ところでジジイさんは何の仕事してんですかwww」
ジジイ「私?私はね、カジノのディーラー」
俺「でぃディーラーすかwwwすげえっすねwww」
ジジイ「ときに俺くん」
俺「はい」
ジジイ「君、お小遣い欲しくないかね」
雲行きが怪しくなってきた
ざわ・・・
俺「え、いや、え?」
ジジイ「や、もしね、もし君が興味があればだけどね」
俺「…?」
ジジイ「今日の夜うちのカジノに遊びに来ないかね」
俺「え…いやぁ…金ないしwww」
ジジイ「君は頭も良さそうだから言うんだが」
俺「いやぁそんな////」
ジジイ「僕とちょっと手を組んで、お小遣い稼ぎに来ないかね」
要するにイカサマの片棒担ぎにこないかって誘いだった
俺超小鳥心臓wwwww 無理ですそんなことできませんゴメンナサイwww
俺「い、いや、と、友達も、いるし、その、あの、むむ無理っす」
ジジイ「友達と一緒にくればいいじゃないか」
俺「いいいいやあの、そいつ、たぶん、いや絶対カジノとか嫌いで、ほんとあのそのゴメンナサイ」
ジジイ「そうか、、、残念だな。こないだ来たアメリカ人は、かなり稼いで行ったんだがな。儲けた分は半々にするんだが、そいつは全て持って逃げてしまってね。。俺くんなら信用できると思ったんだが」
俺「ごめんなさい」
何故か謝る俺wwwww
ジジイ「そうか、じゃあしょうがないな」
よかったwwwてか何なんだこのひとwwwww
そいで昼メシ食い終わってバリコーヒー飲んでいたらジジイが言った
ジジイ「昼ご飯も終わったし、茨城妹が帰ってくるまで、僕の仕事道具でも見せてあげよう」
ジジイの部屋に連れていかれる俺
クタとか泊まらずウブド泊まれよ
ハーリーアップ!
>>67
がんばる
ジジイ「いやwもう誘わないよ大丈夫w」
俺「(ほっ)」
ジジイ「因みに正式なルールはこうだ。私がディーラー(親)だから、カードを配る役だろ?で、君がプレイヤー。プレイヤーは何人もいる。
まずプレイヤーは二枚のカードを受け取る。一枚は表、もう一枚は裏向き。つまり一枚は他のプレイヤーにもわかってしまうんだ」
知ってると思うけど、11~13は全部10扱い。エースは1にも11にもなれる。その位知ってるよなwwwww
21に足りないと思ったらディーラーにカードを追加してもらう。21を越すとアウトだ
ジジイ「さっき誘おうとしたのはブラックジャックだったんだ。ブラックジャックって知ってる?」
俺「知ってますけど…」
お前らも良く知ってる、配られるカードを足して21にするゲームな
知らん奴はggr
まさか一勝負繰り広げたんじゃなかろうな
ジジイ「こないだのアメリカ人はホントに頭が悪くてな、、、ディーラーの私が右手をこうすれば1、この指をこうすれば2、、、(略)
な?簡単だろ?サインさえ覚えれば他のプレイヤーの手の内が全部わかる」
俺「…いやだから俺行かないっすよ?」
ジジイしつこいwww
こんなスピードでいんじゃろか…
ジジイ「わかってるよwwwごめんごめんwww」
ジジイ「ところでさ」
ジジイ「私の友達がこれからここに来るんだ。夕方他のところで約束があるらしいんだが、ちょっと私に返すものがあってね。で、夕方まで時間があるらしいから、ちょっと暇潰しに付き合ってやってくれよ」
俺「暇潰し?」
ジジイ「今やったブラックジャックで相手してやってよ」
俺「いっ、え?いや、え?」
ジジイ「ああwww違う違うwww賭けじゃないよ、普通にゲーム。まあ形だけ、得点は紙に書いて行くけどねw」
俺「なんだ、遊ぶだけなら別にいっすよ」
ジジイ「あいつちょっとムカつくからさ、さっきのサイン使うからコテンパンにしてやって…お、来た来た」
と、俺がウンもスンも言う前に、その友達が入って来た
オカマのチャイニーズマフィアがwwwwwww
完全に見た目チャイニーズマフィア
グラサンになんかツルツルの生地の丈の長い服、アタッシュケース
しかもサッパリわからない中国語だが、雰囲気から想像すると
チャイ「ジジイお久しぶりぃ~~っ!!チョットォ!何なのこのコォ!可愛いじゃないヤダもぉぉ」
急に釣り臭くなってないか不安wwwでもホントなんだぜwwwww
ジジイが中国語で俺のことを紹介している
チャイ怖いホント怖い なんなのこの人 怪しい目で俺見てるしぃいぃぃぃ
よくわからないけど、チャイがジジイに何か渡して、その後ジジイが俺に「用はおわった。じゃあ暇潰しにカードゲームでもしようか」ってウインクしながら英語で言って来た
頷くしかない俺
ブラックジャックが始まった
ジジイがディーラー
俺プレイヤー1
チャイプレイヤー2
それぞれの手が決まったら、コインみたいの掛けて行くのね
で、お互いの出したコインがイーブンになったところでカードオープン
勝った方が相手のコインもらえる
当然ながら俺圧勝
チャイの手が俺より上ならサッサと降りればいいし
俺が上なら釣りあげればいい
ジジイが付ける得点表上では、俺のポイントだけやたら積み上がっていった
チャイの顔がどんどん赤くなってくwwwwww
何この人ゲームなのにテラ本気テラワロスwwwww
正直負けた方がいいのかなとも思ったが、ジジイの眼力が半端なくて俺は何も言えなくなってた
ジジイ「では次が最後の勝負」
15回目くらいで、ようやくジジイが言った
チャイはゲームなのになんだか顔がマジだしww
ジジイの目も怖いしwww
サッサと終わってくれと思っていたのでほっとしたwww
その時点でも俺のボロ勝ち
ジジイとチャイは中国語でギャアギャア言っているが全くわからない
最後のカード、俺は20で、ジジイのサインによって、チャイは19だとわかっていた
さあいざ、カードオープン‼
とその時、チャイが言った
「STOP!!」
何故かそこ英語wwww
チャイがジジイにチャイ語で何かまくしたてた
ジジイも何か話しているが、チャイは聞く耳持たずと言った感じ
ジジイはため息をついて、俺の方を向いて言った
ジジイ「チャイさんは、この勝負を持ち越しにしたいらしい」
ほぁ?????
スポンサードリンク
ジジイに促されるまま、俺のカードとチャイのカード、それぞれ封筒に入れて封をした
そしてそれをジジイの机の引き出しに入れた
俺は「何なんだ?」とジジイに聞いていたが、ジジイは神妙な顔で「とりあえず言うことを聞いてくれ、後で話す」と言うだけ
するとチャイはおもむろにアタッシュケースから札束を出し
その引き出しに入れ出した
俺もう何がなんだかwwwww
何今のホントのお金?wwww
何なのいきなりwwwww
いいぞ…
嫌な予感プンプンすんなww
キタキタ
で、チャイが俺を見ながらなんか言ってる
ジジイ「チャイもお金をいれたんだから、俺も何か担保になるものを預けろと言っている」
はああああ??????
俺の頭の中はハテナマークだらけ
何の話?何で?って笑いながらツッコみたかったけど、そんなことできる空気は一ミリも無かった
でも手持ちの金なんかほとんどなかったからそう言うと、
ジジイは「空気嫁」みたいな顔して超こええしwwww
チャイはもうチビる位怒ってるwwwww
チャイが、俺がずっと肩にかけてた一眼レフを指差して何かわめいた
どうやらそれを預けろということらしい
しぶしぶカメラを引き出しに入れる俺
さらには携帯電話(海外じゃ使えないやつ)まで預けさせられた
引き出しはカギをかけられて
カギは何故かチャイに渡された
チャイはギャアギャア騒ぎながら、部屋から出て行った
ジジイと2人になった瞬間、俺は食いかかった
俺「なっ、、、何⁈ いまの、なに?!!俺のカメラ!携帯!え?!なに?!なんで?!!」
ジジイ「落ち着いてくれ」
落ち着いてられるかwwwwww
一眼レフが・・・
>>102
とうちゃんからもらった大事なヤツだったんだぜ(´・ω・`)
ジジイ「悪かった、あそこまでになるとは思わなかったんだ」
俺「え?」
ジジイ「君には悪かったが、チャイにはホントの賭けのつもりでやってもらったんだ」
は……??
これはマズイ
ジジイww
ジジイ「落ち着いてくれ。これはチャンスなんだ。今、君は◯ドル位勝ってることになってる」
日本円で一般的なリーマン年収くらいだった
ジジイ「チャイは負けを取り戻すことに必死で、最後の大勝負に全てをかけた」
ジジイ「いい手だったんだろう。負けないという自信があったんだな。チャイの手は19だったはずだ。君は?」
俺「…20…」
ジジイ「だろ。なら心配することは何もないじゃないか。チャイは、最後のカードを開く前に、君がちゃんと金を持ってるか見せろと言っただけだ」
俺「だけって…俺金なんか持ってないし」
ジジイ「心配いらん。俺が仲間に頼んで集めてくる。なに、ただ見せるだけだ」
うわぁ…
これはジジイとカマーがグルだな
もうちょっとだからがんばってねwwwww
ジジイ「騙して悪かった。君は最後までゲームをやってくれるだけでいい。ここで嘘でしたなんて言ってみろ、君も大変なことになるぞ」
ジジイ「バリにもATMはある。ただ見せるだけだ。君も少しでも貯金があれば、できるだけおろしてきてくれ」
こうして俺は、一旦解放された
追い付いた
書き溜めが終わったら
他の海外の事も書いてくれ
金たまったら放浪の旅に出たいんだ
>>118
書き溜め終わったらかくお(・∀・)
まあもうお前らもわかってると思うが、これは最初ニーちゃんが声かけて来たところから全て詐欺だったんだ
俺がちゃんと金を持っていたり、おろせたりしたら、きっちり巻き上げられたハズなんだが、残念ながら俺はただの貧乏学生残念でしたってこと
まさか、そのままトンズラ…?
俺なら警察駆け込んじゃうな。
ホテルに戻ったら、Eがいた。俺は興奮して、あったことを全て話した。
俺「やべえ俺あのチャイニーズマフィアに殺されんよ!!どうしようE、金ない?!!!見せるだけでいいんだ!!!」
Eはいつもの冷静な顔で言い放った
E「もちつけ。それ、詐 欺 だ よ」
え…?
なるほどな…。グルか?
不思議でもなんでもねぇwwwww
カメラ…
携帯…
不思議なって心霊的な事かと…
冷静にこう文章に書くと俺がピエロみたいなんだが、実際全て目の前で起こると飲み込まれるもんなんだぜwwwwwwwまじでwwwwww
俺は一眼レフと携帯を惜しがっていたが Eが頑なに電話にも出てはいけないし、日本に帰って万一連絡来ても応じるなと言ってくれたおかげで、被害はそれだけですみました
その後日本の家に留守電も入ってたっぽいんだぜwwwww
こええwwwww
書き溜めおしまい!
見てくれた奴ら!!!
乙
もったいねえなー
ジジイのところもう一回行けばいいじゃん
あんまり期待に応えられなくてごめんよ…
投下型は初だったんだwww
当時の俺にとっては不思議な体験だったんだがwwwwwスレタイが悪かったかなwww
では寝る
おまいらも寝れ
当時何故警察にかけこまなかったんだ・・・
親父さんにその話した?
>>148
親父に話したら鼻で笑われた
海外こええええええええええ
Eとお友達になりたい
>>152
E今もガチニートwwwww
>>156
就職させろよ
Eイケメンならウリ専バイトとかできそう
やる気ねんだよアイツマジで…
でも生活費どこからか捻出してる不思議(・∀・)
もう、ブラックジャックはしてないの?
>>158
トラウマww
カメラ回収できなかったの惜しい・・・
勉強になったわ