【画像】渋谷駅前ブルセラショップで見た「女子高生同士のマウンティ...
JK同士のマウンティング
一度、いつも客がそれなりに入る日であれば一度は必ず呼ばれるミハルさんの名前がなかなか呼ばれない日があった。
彼女は、パンツの値段を必ず1万円にしていた。少し強気な値段設定だが、それもまた売れっ子の証である。
彼女はその日、どうしても2万円は持ち帰りたいのだ、と言った。週末にバンドのライブに行く予定で、そこに着ていく予定の服を購入する資金という。
夕方までに数人の客が入っては指名をしていたが、あいにくミハルさんは指名されないまま、午後8時を過ぎた。
彼女は大抵は同じく3年生のアサコちゃんと同じタイミングで帰宅していたが、その日はアサコちゃんがもう帰るといっても、
「私は残る。今日売れたいから」
と誘いを断っていた。
閉店時間が近づくに連れ、焦りを感じたのか彼女は、それなりにみんなに聞こえるような声で、
「私どうせブスだから売れない」
「今日ギャル系好きが多すぎる」
などと愚痴をこぼしだした。他にも売れていない女の子は何人かいたが、いずれもミハルさんほどの売れっ子ではなかった。
近くにいる女の子が
「じゃあ値段下げてみれば」
と提案しても、
「どうしても下げたくないの、私変なプライドがあるから」
と拒否する。
「今までずっと1万円で1日1回は大抵は売れてきたし、売れてないと思われたくない」
結局、その後も一度だけ鑑賞タイムが入っただけで、目標額の2万円には届かないまま、帰ることになった。
渋谷駅前ブルセラショップで見た「女同士のマウンティング」の実態
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50534